民族歌舞団 荒馬座 > 和楽器紹介 > 篠笛
日本のお囃子・祭り囃子に欠かせないメロディ楽器です。 女竹(篠竹)とよばれる節と節の間がすらりと伸び美しい竹を切って、孔をあけて中に漆を塗っただけの簡単なつくりの笛です。
竹の香りが漂うような素朴な柔らかい音がします。 また息の使い方によって、激しく強く、躍動感に満ちた音色も表現できます。
音の高低によって「一本調子」(最も低い)から「十二本調子」(最も高い)まであり、2オクターブ強の範囲の25音が出ます。 お囃子や唄い手の声の高さに合わせて使い分けます。